作業環境の大革命!
- m-naito5
- 4月14日
- 読了時間: 2分
更新日:4 日前

革命1:倉さんの椅子

これは火薬が込められた花火玉の表面に、倉さんが機械でクラフト紙を貼り付けているところ。
玉を手に取り機械にセットして、完成したものは別のケースへ。
作業の間、椅子に座った状態で前後左右に頻繁に移動する。この作業を1日8時間。

今回倉さんの椅子を新調した。移動の度におしりがずれて何度も座り直していたのが、ピタッと安定するようになったそう。腰もしっかりと支えてくれる。
疲れ方がどれくらい変わったか聞くと、
「前が10なら今は2か3かな。もっと早く出会いたかった!」と教えてくれた。
たかが椅子、されど椅子。作業が長時間になるほど環境を整えることの重要性が高まる。
革命2:特注の玉込台


玉込台も新しくなった。机中央から半円状にせり出している。この特殊な形が作業しやすいと同業者さんから教えて頂いた。足を開いて座ったときにちょうど手元に作業スペースがくる。
机の淵を囲む木枠や衝撃吸収加工がされた天板のおかげで、星を落としても跳ねてどこかに転がっていくことがない。(火薬である星は危険物。落ちていたのに気付かなった、では事故になりかねない)
革命3:待望のエアコン!
作業効率の上昇、ミスの減少、健康の維持、安全の確保。最適な道具や環境を整えることで得られる効果は絶大だ。
さらに従業員待望!エアコン設置工事が進行中。火薬類取締法の改正によって設置が可能になった。
夏は汗をぽとぽと落としながら、冬の寒さはカイロをいくつも貼って凌いできた。
エアコンは今夏からの作業環境改善に一役も二役もかってくれることだろう。

執筆者:内藤みのり
加藤煙火入社2年目。花火師ではなく事務職。新潟県長岡市出身。2児の母。趣味はスポーツ観戦と読書。文章は日課の犬の散歩中に浮かんでくることが多い。
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