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CASE STUDIES & OTHERS

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「型」と「自由」

  • m-naito5
  • 9月24日
  • 読了時間: 2分
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型-通る書類-

ブログのネタ探しパトロールに手が回らなかったここ最近。

会社の紹介、にはならない?一社員のつぶやきです。


パトロールを休んで遂行していた業務は、花火の打ち揚げ申請書作成―――

「どんな花火を・いつ・どこで・誰が・どのように」の情報を正しく主催者様から収集し、法令に則った安全な実施計画を書面上で作成する。

作業の最中に癒された小さな亀。工場には色々な生物が現れる。
作業の最中に癒された小さな亀。工場には色々な生物が現れる。

申請書の作成を依頼されている以上、関係各所から「打ち揚げしてよし」の判をもらえるような書類を整えなければならない。10月、多くの神社で行われる秋季祭礼に向けて、ここ数週間は申請書を書き続けてきた。


自由-読む文章-

その作業にひと区切りがついた直後に戻ってきたのが「読むための文章を書く」という、自分との問答の時間。ポエミー要素不要の書類づくりからなかなか順応しきれずにいる……。


「これが基準です」と保証してくれる根拠もなく、正解も道筋も示されない。全て自由!なときは、何から始めたらいいんだっけ。


いつも文章を書き始めるときには、ゴールが見えていないことも多い。最初に書いた文章と、最終形は毎回全く別物。ただ、書き終えたあとに両者を比べると、自分の思考の地図を辿っているようで、なかなかおもしろい。



机の上の2つの世界

書き終えた爽快感は、数日もすれば「次こそ書けない気がする」と不安に変わる。文章を書く土台として、業務外のインプットも絶対必要と思っていて、プロフィールに趣味読書と書いてもいるのに、1冊も読まないままもうアウトプットの機会きた!なんてことも多々ある。


それでも美容院で読む雑誌で目を止めてしまうのは新商品よりもコラムページ、音楽を聞いては、どう生きたらこんな歌詞書けるんだと羨ましささえ覚える。


なんだかんだで頭をひねりながらまた今日も机に向かっている。

今机の上には、書きかけのこのブログと、安全に祭礼を行うための書類の山。どちらも、花火を安全に、そして楽しく届けるための「加藤煙火の仕事」。




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執筆者:内藤みのり

加藤煙火入社2年目。花火師ではなく事務職。新潟県長岡市出身。2児の母。趣味はスポーツ観戦と読書。文章は日課の犬の散歩中に浮かんでくることが多い。



 
 
 

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